モグリの引越し業者に騙されないためには?

引越しを依頼する業者は、運送業者であることが必須です。
なぜなら、運送業者でなければ有償で貨物輸送を行うことができないと、法律で決められているからです。

ちなみに、運送業者は、国土交通省により以下の3つに種類が分けられています。

  • 一般貨物自動車運送事業
  • 貨物軽自動車運送事業
  • 貨物利用運送事業

そして、これらの運送業者は、引っ越しを依頼する人と運送契約を結ぶ際に、「引越約款」と言う国土交通省に届け出た資料を提示することも定められています。

では、それぞれの事業の特徴について簡単に説明します。

一般貨物自動車運送事業

世間一般で言われる運送屋のことで、引越し業者の多くが、この事業形態です。引っ越し専門業者でなくても、業務の一部として引越しを扱う業者も多くあります。この事業は個人で経営することはできませんし、最低でも5台の車両を保有することが必須という条件があります。また、ナンバープレートは緑地に白と決まっています。

貨物軽自動車運送事業

貨物軽自動車運送事業は、「赤帽」のような事業です。軽自動車を利用し、小さな荷物を運ぶ運送業者で、個人経営も認められています。ナンバープレートは、黒地に黄色です。

貨物利用運送事業

貨物利用運送事業は、運送手段を保有せず、荷主と運送事業者を仲介する業者のことを言います。「○○引越しセンター」と言うような業者で、荷主と直接契約を結び運送責任を負います。何らかのトラブルが発生した場合は、貨物利用運送業者と、実運送事業者、そして荷主の三者でのやり取りが必要になるため、トラブル解決に時間がかかることが難点です。

ここで注意して欲しいのが、「便利屋」のような正規の運送業者ではない業者です。

3月末などの引っ越し繁忙期になると、モグリの引っ越し業者が多数現れることができます。

値段などをかなり安く設定しているため、魅力的に見えるかも知れませんが、法律的には、便利屋さんは、荷物の運搬をすることは認められておらず、違法行為となります。

また、こうした業者に依頼をして、荷物や貴重品が破損・紛失した場合でも保障されないケースがたくさんあるようです。

万が一のことを考えると、正規の運送業者でない会社・個人事業主に依頼するのはやめておいてください。